2016年11月12日

命拾いしたプッチ君

世田谷区北烏山にお住まいのS様のご愛犬、チワワのプッチ君。

昨夜からせき込んで呼吸困難になり、今日はふらついて食欲もないということでご来院されました。

聴診すると著しい心雑音が聞こえ、呼吸数は1分間に140回もありました。(普通は10~20回位)

正に生死の境目の状態にありました。

十分に酸素をかがせてから胸部のレントゲン撮影をすると肺の後葉に肺水腫が認められました。

すぐさま酸素室に収容し、治療を開始しました。

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1日目には呼吸数は30回ぐらいに落ち着いてきました。

初診時は注射も投薬もされるがままでしたが、翌日はいきなり噛み付いてきました。

それほど元気になったということです。

2日目には食事も完食するほどになり、レントゲン上でも肺水腫は消失したので、退院することになりました。

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    左:初診時のレントゲン写真        右:3日目のレントゲン写真

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S様のお子さんたちも大喜び!!