いつも山田動物病院のトリミングをご利用くださり、ありがとうございます。
トリミング写真ギャラリーのお知らせです。
トリミング終了時の写真を個別で「写真ギャラリー」に掲載しておりましたが、6月30日で終了させていただきます。
8月いっぱいはHPより写真を見たり、取り込むことができますが、9月以降はできなくなりますので、保存される方は保存をなさってください。
よろしくお願いいたします。
いつも山田動物病院のトリミングをご利用くださり、ありがとうございます。
トリミング写真ギャラリーのお知らせです。
トリミング終了時の写真を個別で「写真ギャラリー」に掲載しておりましたが、6月30日で終了させていただきます。
8月いっぱいはHPより写真を見たり、取り込むことができますが、9月以降はできなくなりますので、保存される方は保存をなさってください。
よろしくお願いいたします。
1年ほど前から光ナノバブルシャンプーマシン「FOAMY」を導入いたしました。1年間、「FOAMY」を使ってみて、その違いを日々実感しました。何が「その違い」なのか?何が「凄い」のかを今日はお伝えしたいと思います。
「Beyond Bathing」、Bathingのその先へ
かつてベイジング(洗浄、Bathing)は「カットのための下処理」でした。
しかし、犬と人との関わり合いが変化していく中でベイジングの目的は多様化しており、「被毛の美しさを引き出す」「皮膚の負担を減らす」「健康をサポートする」など、現在ではその目的は多岐に渡り、それに伴ってグルーミングサロンの役割もより多様化しています。
FOAMYは、これらの時代背景を受け、ベイジングが担う多くの役割を1台に内包し、グルーミングの可能性を無限に広げる画期的なマシンとして、最新の光マイクロバブルテクノロジーを駆使して作り上げました。
私達は、新たに掲げる「Beyond Bathing」という言葉に、FOAMYによって「過去のベイジングを超え、未来を切り拓いてほしい」という願いを込めています。
理想的なグルーミングのためにベイジングを追求する全ての人に、FOAMYは最高のパートナーであり続けることを約束します。」
FOAMYとはナノバブルのシャンプーマシンで バスタブにお湯を張り、シャンプー剤を入れてよくシャンプー剤を溶かし、シャワーからナノバブルを出します。そのナノバブルのシャワーをワンちゃんにかけ流すだけで洗えるという優れたシャンプーマシンなのです。
ですから、シャンプーが大嫌いなワンちゃん、高齢のワンちゃん、とても小さな小型犬、そして猫ちゃんもやさしくシャワーヘッドを当てて全身をそっと流すだけなので、全く怖がることもなく、とても気持ちよさそうに施術を受けています。すべての過程で負担がありません。時間も従来のシャンプーよりかなり短縮することができました。
そしてこのFOAMYは、ただの「ナノバブル」だけでは終わらないところにあります。
では、どういうことかというと…
① マイクロバブルの発生方式が超高速船会式。
② 作られたマイクロバブルは泡が収縮します。
③ 泡が収縮すると被毛に浸透しやすく、短時間で汚れも落とすことができます。
④ FOAMYのマイクロバブルはどんどんちいさくなり、優れた洗浄力を短時間で発揮します。
① 超高速船会式で泡が収縮するときに泡の中が圧縮され、エネルギーが高まります。
② エネルギーが高まると泡が光を放ちます。
③ エネルギーが高まる収縮するマイクロバブル→「光マイクロバブル」
④ 世界発の特許技術である。世界32か国で特許がみとめられました。
① シャンプー時間の短縮:山田動物病院がモットーとしている「動物に負担をかけないトリミング」が更に進化しました。今まではトリマーの手腕だけに頼っていたBATHINGの時間が誰でも同じように行うことができます。また、トリマーの体力軽減にもなっています。
② 汚れの落ち方が格段違います。毛玉や毛のほつれにも負担が大変少なくなりました。
③ BLOW(ドライヤーで乾かすこと)時間が軽減しました。
④ 仕上がりが全く違います。毛がフワっとして、カットもしやすくなりました。
⑤ 毛玉や被毛のからみが軽減しました。
⑥ ワンちゃん、猫ちゃんが、バスタブの中で大変おとなしく、気持ちよさそうにしています。
① フワフワで手触りが全く違います!!
② 毛玉ができづらくなったと思います。
③ 皮膚の状態が良くなったと思います。
④ 痒がる回数が減りました。
いかがでしたでしょうか?「FOAMY」の優れた点をご理解いただけましたでしょうか? 「FOAMY」の導入により、喜んでいらっしゃるワンちゃん、猫ちゃん、飼い主様が沢山いらっしゃいます。また、どのトリマーが施術をしても、洗いあがりに差は生じません。是非、光ナノマイクロバブルを使ったシャンプーを一度お試しください。小型犬、中型犬、大型犬、猫ちゃん、すべての施術に導入しております。皆様、その違いを実感なさってみてくださいね。
また、FOAMYは、その優れたところをインスタグラム、ホームページ、You Tubeでも紹介していますので、良かったらごらんください。下をクリックしていただければ、ご覧になれます。
次回は「保湿」についてお話ししたいと思います。
いよいよ4月がやって参りました。動物病院の4月は「狂犬病予防接種」「フィラリア検査」「春のワンちゃん血液検査」等忙しい時期到来です。
すでに市町村から「狂犬病予防接種」のお知らせが届いていたっしゃるのではないでしょうか?
当院は予約制ではございませんので、そのお知らせ、接種票をお持ちになって、ご都合のよろしいときにご来院ください。
今日は山田動物病院での狂犬病予防接種の受け方、また狂犬病予防注射のことをお知らせしたいと思います。
犬の予防接種は義務である狂犬病を予防する「狂犬病予防接種」と重篤になる主な病気を予防する任意の「混合ワクチン接種」の2種類があります。
「狂犬病予防法」(昭和25年法律第247号)に基づき、91日齢以上の犬の所有者は、その犬を所有してから30日内に市町村に犬の登録をし、鑑札の交付を受けるとともに、狂犬病の予防注射を犬に受けさせ、注射済票の交付を受けなければなりません。
毎年4月~6月は市町村による狂犬病予防接種の集団接種期間となっており、この時期に接種することをお勧めいたします。
山田動物病院では以下の様になっています。
当院は世田谷区獣医師会に所属しておりますので、4月1日より病院にて「狂犬病予防注射済票」をお渡しすることができます。また、この時期に新しくワンちゃんを飼われた場合は登録の代行を同時に無料で行っております。(登録の場合は2週間ほどのお時間をいただきます。)病院で済票が発行できるのは4月1日からです。
山田動物病院にて接種後、当院スタッフが各市町村役場にて「狂犬病予防注射済票」を申請、受け取り、その後ご自宅までの郵送の代行を無料で行っております。ぜひご利用ください。(済票送付まで調布・三鷹市は1週間~2週間杉並区は約3週間のお時間をいただいております。済票がすぐに必要な場合はご自身で役所にてお手続きください)
当院で接種後「狂犬病予防接種済証明書」を発行、お渡ししますのでご自身でお住まいの市町村役場で「狂犬病予防注射済票」を取得してください。
狂犬病予防注射 ¥3,200
注射済票 ¥550(市町村にお支払いします)
・山田動物病院では狂犬病予防接種の前に飼い主様に問診をし、基本の健康診断を行なってから接種します。いつもと違う症状(下痢、嘔吐、元気がないなんどの症状)がありましたら、担当獣医師にお知らせください。
・市町村から届く接種券をお持ちください。
・接種後は極端な運動などを避けましょう。
・ごく稀に副反応の出るワンちゃんがいます。夜間に対応が難しい場合もありますので、なるだけ午前中に接種することが望ましいです。
・以前に副反応の症状が出たことがある場合は、接種前にお知らせください。
・山田動物病院は予約制ではありませんので、接種券をお持ちになり、直接病院にいらしてください。
ごく稀に「狂犬病予防接種」後に副反応が出る場合があります。接種後に下記の症状や、いつもと違う何かを飼い主様が感じたときは遠慮なく病院にご連絡ください。
また、その時の様子や便、吐しゃ物などは動画に撮っていただいたり写真に撮っていただくと非常に診断に役立ちますので、ご持参いただけると助かります。
元気がない
接種後、一番多い副反応がが「元気がなくなる」といった症状です。それ以外食欲もあり、下痢もしていなければ1日ほど経過観察して大丈夫です。翌日にはほとんど改善されますが、翌日もつづくようなら病院にご連絡ください。
接種後に嘔吐をする場合があります。食べ物を食べた時間にもよりますが、1~2回の嘔吐で元気があれば経過観察で大丈夫です。嘔吐が続く、またぐったりするようであれば、病院までご連絡ください。
接種後に下痢をすることがあります。下痢をしている時の便の状態は、
①形はあるけど持つと崩れる軟便
②ドロドロとした泥のような泥状便
③水のようなサラサラとした水様便
など様々です。また下痢に伴い
①ウンチの回数が増えた
②ゼリー状の粘液や血が混じった
③ウンチの色が変化した(黒色などに)
④ウンチの総量が増えた
など一言に下痢と いってもその状態や症状は様々です。
1~2回の下痢で元気があるようでしたら経過観察で大丈夫ですが、下痢は徐々に悪くなる場合もありますので、病院にご連絡ください。
ワクチンは接種した個体の免疫機構に作用し、病原体に対する抗体産生を促したり、体の中の免疫細胞の活性を高めてその病気に かからないようにしてくれます。接種したワクチンに対して免疫機構が反応し、体内では炎症反応というものが起こりその過程で発熱することがあります。
軽い発熱の症状ならば経過観察で大丈夫です。しかし他の症状、例えば下痢、食欲不振、ぐったりする、呼吸が早かったり痙攣を起こすなどの症状が出たら病院にご連絡ください。
ごく稀に、注射部位を痛がることがあります。その他の症状がなければ経過観察してください。痛みが続く、震える、発熱などの症状がありましたら病院にご連絡ください。
呼吸が粗い、痙攣などの症状が出た場合はアナフィラキシー反応(ワクチン後の強い炎症反応)が考えられます。すぐに病院に連絡、ご来院ください。
2023年もあとわずかとなりました。
山田動物病院は年末年始も休まず営業しています。
皆様、良いお年をお迎えください。
いつも山田動物病院をご利用いただき、ありがとうございます。
年末・年始のトリミングの予約についてのお知らせがございます。
① 12月のトリミングは完全予約制とさせていただきますので、大変申し訳ございませんが、当日予約はお受けできませんので、ご了承ください。
② 年末・年始のご予約は10月、11月にお取りくださいますよう、お願いいたします。現在(9月末)でもご希望の日に入れるかどうかわからない状況です。12月に入りますと、ご予約を取れない事も考えられますので、よろしくお願いいたします。
② シャンプー、カットをされないで、爪切り等の単発のオプション(爪切り、足裏バリカン、足回りカット、肛門嚢絞り、ひげカットなどの単発での施術)につきまして、現在は予約なしでご来院いただきましたが、12月は予約をお願いいたします。トリミングが大変込み合いますので、予約なしでいらした場合、大変お待たせすることになってしまいますので、ご予約をお取りくださるよう、お願いいたします。
年末・年始のトリミングは大変込み合いますので、どうぞご了承いただきたく存じます。
コロナ禍で自粛を余儀なくされていた懇親会を、4年ぶりに開催しました。
楽しい、楽しいひと時をみんなで過ごすことができました。
さあ、皆さん、また頑張りましょう!!
調布市入間町のトイプードルのチロル君が体の激しい痛みを訴え、殆ど歩けなくなってしまいました。
診察の結果、椎間板ヘルニアのグレードⅡ (起立可能な不全麻痺)が疑われました。手術は行わず、消炎鎮痛剤投与とレーザー治療とで今では全速力で走れるようになりました。
世田谷区のダックスフントのハッピー君が突然後肢が麻痺して歩行出来無くなってしまいました。起立不能で知覚は全く無く、最悪のグレードVでした。
脊椎のMRI撮影により椎間板ヘルニアと診断されました。
片側椎弓切除手術を行い、レーザー治療も併用して2週間位で歩行可能になりました。
調布市染地のコーギーの小麦ちゃんが突然後肢が麻痺して歩行出来なくなってしまいました。
起立不能で感覚は全く無く、最悪のグレードVでした。
脊椎のMRI撮影により椎間板ヘルニアと診断され、何と6カ所の椎間板がヘルニアを起こしていました。
6カ所全てに片側椎弓切除手術を行い、レーザー治療も併用して、1ヶ月位で歩行可能になりました。
持病もなく元気で健康なワンちゃんは、狂犬病、ワクチン注射、フィラリア予防などの他は病院から足が遠のきがちですね。でもこのまま元気で長生きしてほしいと飼い主様はみなさんそう思います。
そこでお勧めするのが愛犬の「健康診断」です。
まず、ワンちゃんをご家庭に迎え入れた時に行うことをお勧めします。その後、毎年受ける狂犬病予防注射の時期、または混合ワクチンの時期に合わせ、毎年1回行うとよろしいと思います。
山田動物病院では初診で受診するワンちゃんすべてに、基本の健康診断が初診料(1870円)に含まれています。
また定期的に山田動物病院のトリミングをご利用のワンちゃんには3ヶ月に一度、この健康診断を無料で行い、結果をお知らせしています。
山田動物病院の視診・触診・聴診による基本の健康診断のあとより詳しく健康状態をチェックしたい場合や予防医学の観点からも血液検査をお勧めします。
毎年、4月~6月の狂犬病予防注射の時期に、山田動物病院では「春の血液検査キャンペーン」を実施しています。
この「春の血液検査キャンペーン」は愛犬の年1度の健康診断を受けやすくするために、通常の約半額4950円+採血料にて主な血液検査ができるように提供しています。この血液検査を受ける時は「視診、触診、聴診による基本の健康診断」を無料で行っています。
またこの時期にフィラリア検査を行う飼い主様は、フィラリア検査血液検査を行うと採血が1回で済む(採血料も1回)という利点があります。
※スマートフォンの方はスライドをして表を確認してください。
通常 | キャンペーン期間(毎年4月~46月) | |
基本健康診断のみ | 1,860円(税込) | なし |
基本健康診断 | ※採血料別料金 ※項目の数によって変動します。 | 4.950円(税込) ※採血料別料金 |
※定期的にトリミングを利用していただいているお客様は3ヶ月に1回基本健康診断を無料で行っております。
特に事前の予約は必要ありませんので、ご都合のよろしい時に直接ご来院ください。
この健康診断によって、「貧血、結膜、角膜、白内障、鼻汁の有無、歯石、歯肉炎、耳、リンパ節、脱水、乳腺、肛門、陰部、睾丸、皮膚炎、脱毛、ノミ糞の有無、便、前肢、後肢、膝、爪、打診、心音、肺」に異常がないかを調べることができます。
総蛋白(TP)、アルブミン(Alb)、A/G比、総ビリルビン(T-Bil)、AST(GOT)、ALT(GPT)、アルカリフォスファターゼ(ALP)γーGTP(GGT)、リパーゼ(Lip)、尿素窒素(BUN)、クレアチニン(Cre)、総コレステロール(T-Cho)、中性脂肪(TG)、カルシウム(Ca)、無機リン(P)、血糖(Glu)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)の17項目の検査ができます。
総蛋白(TP)
血液中のたんぱく質の総量を示し、栄養状態、肝・腎機能の指標となります。
感染症、慢性炎症、脱水、高脂血症、腫瘍、肝臓疾患、吸収不良、体外喪失の増加などを調べます。
アルブミン(Alb)
血液中に多く含まれる蛋白質です。上昇は脱水、低下は肝臓、腎臓、腸などの疾患や出血が疑われます。
脱水、慢性肝疾患、腸吸収機能不全、栄養失調などを調べます。
A/G比
慢性炎症、肝疾患、ネフローゼ症候群、M蛋白決血漿などを調べます
総ビリルビン
ビリルビンは赤血球中のヘモグロビンの代謝産物です。溶血、肝障害、排泄経路の閉塞などで上昇し、黄疸の原因となります。
肝胆道系疾患、溶血性疾患を調べます。
AST(GOT)
AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)は酵素の一種で、心臓の筋肉や骨格筋、肝臓に多く含まれています。肝臓でアミノ酸の代謝にかかわる働きをしています。
慢性肝炎、肝癌、肝硬変、骨格筋障害を調べます。
ALT(GPT)
肝臓に多く含まれている酵素です。主に肝臓のダメージの指標として使われます。
慢性肝炎、肝癌、肝硬変、肝壊死などを調べます。
アルカリフォスファターゼ(ALP)
主に胆道系疾患(胆汁鬱滞、胆管肝炎など)で上昇する肝酵素です。骨の成長期、腫瘍などにより上昇する場合もあります。
肝胆道系疾患、クッシング症候群、骨疾患などを調べます。
γーGTP(GGT)
主に胆道系疾患(胆汁鬱滞、胆管肝炎)などで上昇する肝酵素です。
肝胆道系疾患、コルチゾール過剰などを調べます。
リパーゼ(Lip)
膵臓に含まれる消化酵素のひとつで、十二指腸に分泌されて食物中の脂肪を分解する働きをします。
急性膵炎、慢性膵炎、膵外傷、胆道疾患などを調べます。
尿素窒素(BUN)
腎臓が十分働いているかどうかを調べる検査です。
脱水、腎不全、尿毒症、尿路閉塞、消化管出血、肝機能低下、(肝硬変、肝炎)などを調べます。
クレアチニン(Cre)
腎臓から排泄される代謝産物で、腎機能が激しく低下すると上昇します。低下の原因としては、著しい筋肉の減少などがあります。
腎不全、尿毒症、尿路閉塞などを調べます。
総コレステロール(T-Cho)
生体の主要脂質成分であるコレステロールの血液中の総量を示します。肝臓や胆道、腎臓の疾患や、糖尿病、甲状腺機能低下症などの内分泌疾患などで上昇します。肝不全、小腸疾患などで低下します
甲状腺機能低下症、クッシング症候群、胆道閉塞、糖尿病、甲状腺機能亢進症、アジソン病、肝疾患などを調べます。
中性脂肪(TG)
血液中に存在する脂肪の一つが中性脂肪です。
数値が上昇すると血液中に脂質が多すぎる状態になり脂質異常症(高脂血症)と言われます。
カルシウム(K)
骨代謝や筋肉の収縮、血液凝固などに関与します。主に腎臓や副甲状腺の疾患などで変動します。また腫瘍で上昇する場合もあります。
リンパ肉腫、ビタミンD過剰、上皮小体機能低下症、上皮小体亢進症、吸収低下などを調べます。
無機リン(P)
生体中にカルシウムに次いで多く存在する無機物です。
腎不全、上皮小体機能低下症、上皮小体機能亢進症、吸収低下を調べます。
血糖(Glu)
血液中のぶどう糖の量を、血糖値といいます。食事の摂取で変化します。
糖尿病、ストレス、クッシング症候群、機能性低血糖、インスリノーマ、副腎皮質機能低下症などを調べます。
ナトリ ウム(Na)カリウム(K)
必要なミネラルの一種で、浸透圧の調整などの働きをする。
慢性尿崩症、生体外溶血、腎不全、脱水、下痢、嘔吐、慢性機能障害、副腎皮質機能低下症などを調べます。
山田動物病院の基本の健康診断は、全身の触診、視診、聴診をします。
①体重・体温を測ります。体温は肛門に体温計を入れて測ります。この時に体温計に付着した便で検便をします。
(便が付かないこともありますので、便をお持ちください。)
②白目で貧血があるかないか調べます。
③目の結膜、角膜、白内障などに異常がないか調べます。
④口腔内を調べます。歯肉、歯に異常はないか、歯石が溜まっていないかなど口腔内を視診します。
また鼻汁などないか視診します。
⑤耳に異常がないか調べます。
⑥リンパ節に腫れはないか?脱水はしていないか?お腹に何かないか?など触診します。
⑦肛門周りに異常はないか?視診します。
⑧女の子なら乳腺や陰部、男の子は睾丸に異常はないか?また皮膚炎はないか?視診と触診をします。
⑨前肢、後肢の関節に異常がないか?爪に異常はないか?足の指、裏に異常がないか視診、触診します。
⑩最後に打診し、聴診器で胸の音を聴診します。
以上が視診、触診、聴診による基本の健康診断です。
「獣医師による視診、触診、聴診による基本の健康診断」をします。その後、経静脈から採血します。
採血した血液を外部検査機関に送り、結果が検査機関から戻ってきて、獣医師が結果診断をしたあとご自宅に郵送します。
結果の郵送には最低2週間ほどかかりますのでご了承ください。
このような多彩の血液検査を1年に一回受けることで、安心してワンちゃんと生活してくことができます。是非お試しください。